GIVER’S MEETING 特別講座「ダメダメ人間でも、人は変わることができる。」

2019.08.21

昨日、第6回「Giver’s Meeting」が開催されました。

Giver’s Meetingは金沢マーケティング塾・卒業生の公開/活動報告会です。

今回はマーケ塾の卒塾生でもあり、研究生としてマーケ塾に継続参加してくれている、東海地方・三河の九重味醂の営業マン「中尾さん」の発表でした。日本最古の「本みりん蔵企業」。スタート前に少し話をうかがったのですが「本みりん」というのは、もち米から作る高級調味料。みりん風調味料とは製法も仕上がりも全く違うのだそうです。

 

高級料亭や有名な蕎麦屋さんで「九重味醂の名前を知らない人はいない」と呼ばれるほどの名門企業。ウンチクで聞いた話ですが、江戸時代の「もりそば」は「海苔なし、つけダレの味醂ヌキ」、「ざる蕎麦」は「海苔」をのせて「つけダレ」も「味醂を加えた高級なもの」だったのだそうです。さすが、日本最古の味醂蔵だけあって、色々なことをご存知です。

 

あと、高級な「板付きかまぼこ」のほどんどが「九重味醂」で味付けとツヤを出しているという話にもビックリしました。さらに「高級本みりん」は江戸時代には「甘口のリキュール」として女性の方々が好んで飲んでいらしたそうで、正月には「お城の お姫様のおトソ」として飲まれていたという話もありました。江戸時代にカクテルがあったんですね。

 

 

さて、そういう商品を売っている中尾さんは、入社して12年め。過去10年は「会社の中で、一番使えない営業マン」として扱われ続け、苦しい日々を送り続けてこられたのだそうです。そこにいるのだけれど「透明人間」のように扱われ、周りから無視され続けてきた「使えない営業マン」が、どのように周りを見返していったのか? というプロセスの発表。

 

去年の今頃まで周りから透明人間扱いされていた人間が、たった1年で「トップ3の営業マン」となった経緯。話を聞きにきた人たちは、最初の、そういう自己紹介を聞いた瞬間、前のめりになっていました。この話を わざわざ東京から泊りがけで聞きに来られた経営者の方もいるくらい、彼の成長は 凄まじいものだったのです。

 

司会進行は、マーケ塾の講師をつとめる「林先生」、最初に金沢マーケ塾の事務局長、nakabi代表の今川より開催の挨拶。その後、金沢マーケ塾の校長先生でもある 加納先生から 少しだけご挨拶とレクチャーがありました。

「まずは社会人としての良識を持つ段階。良識がないと、何をやっても評価されない。社会人として生きるべき礼儀やマナー、考え方」をしっかりと自分の中に落とす。これが基礎編。基礎ができてない人は、何をやっても評価されません。このカリキュラムは4回シリーズ。主任講師は林先生です。」と、カリキュラムのご案内がありました。

 

「基礎ができた人は、やっと企画力を身につける企画の練習段階に入ります。企画の基礎は速攻改善。まず、小さな問題や小さなトラブルが二度と起こらないように改善する習慣を身につけること。それができたら、相手と自分の関係を、どう円滑にしていくか?という企画の段階に入ります。この2つの技術が身についたら大きな契約も少しずつ とれるようになる。これが中級編です。」

 

中尾さんは、この中級編を金沢マーケ塾で しっかりと半年間トレーニングしたのです。その結果、10年間、ずっと営業部の中でビリの成績だった中尾さんが、その半年のトレーニングの後、営業部で「たった半年の間にナンバー3の営業マンになってしまった」というからビックリです。

 

「中尾さんは、今、研究生として上級編に取組み出しました。最初は「売れる商品を作る」という段階。その上に「売れる店舗・カタログといったチャネルを作る」というステップがあり、そのさらに上に「人をマネジメントする」というステップがある。その上に「売れる仕組みを作る」というステップ、もっと上に、それらをSNSや広告で発信するというステップがある。これが上級編です。」

 

今、中尾さんは金沢マーケティング塾で「自社開発商品のリニューアル」に「院生」として取り組んでいらっしゃいます。タイヘンな仕事ですが、仕事がドンドン面白くなってきたと言っていらっしゃいました。こういう加納校長の金沢マーケティング塾に関する一連の紹介説明の後、中尾さんの「中級編の取組み発表」がありました。

 

 

さぁ、いよいよ中尾さんの発表です。印象的だったのは「できていない時」に「普通と思っていた行動」が「できるようになった後」に「こんなおかしな行動だった」と「感じるようになった」ということ。そして、それが「今の普通・今の当たり前」という話。人間は「このままで正しい」と思っているもので、それが正しくない時でも「正しいと思ってしまっている」ということ。成長できて、はじめて自分が「ヘンだった」と「気付けるようになる」ということでした。

 

1)できていないころの自分は勘違いしているゴミのような存在だった。

① うまくいかない=運が悪いと思って何もせずにいた。
1.努力も工夫もせずに商品が売れると思っていた。
2.自分は努力も工夫もしない給料泥棒だった。
3.言われたことだけやっておけば良いと思っていた。

② 他人のせいにして逃げていた。
1.商品が売れないのは客が悪いからだと本気で思っていた。
2.仕事がわからないのは上司の説明が悪いからだと思っていた。
3.失敗は人のせいにすれば許されると思っていた。

③ 手を抜いた瞬間、クライアントさんにすぐにバレる
1.身銭を出すひとは、敏感に営業マンの手抜きを感じ取る。
2.3時間以内に問題解決できない人は仕事ができない人。
3.手間をかけず上から目線で楽しようとしたら終わり。

 

2)自分が足りないことを認めること

①思考を変えるということの難しさ。練習しない人にはわからない。
②失敗を隠さないこと。最初は勇気が必要。失敗報告は信用になる。
③手間をかけずラクばかりしていた自分に、自分が変わってから気づいた。

 

3)仕事をするということ

①仕事を任せてもらえる喜び
1.おごってもらったら、上司であってもお返しを必ずすること。
2.助けてもらった人には、すぐに、お礼をしっかりする。
3.貸しをもらわない。借りを作りっぱなしにしない。

②小さな自己改善の数が自信に変わる。
1.使う言葉や態度まで変わる。できるようになるのが楽しい。
2.仕事ができる上司と仕事の話をするのが楽しくなってくる。
3.営業で契約が取れる、自力で契約がとれると本当に嬉しい。

③まだまだ上がある
1.売れる商品開発に取り掛かったら、本当に難しい。でも楽しい。
2.セールス企画の制度を、もっともっとあげられると感じている。
3.目指している人たちは、いっさい手抜きをしていない。

 

次回、こういうチャンスをいただいた時には「いま手をつけている改良商品が売れるようになった!」という報告がしたいです。そこまで自力でもっていかなきゃいけない。先輩に売れる商品の作り方聞き倒して、先輩がたの70%くらいは 最低でも、やることやって、しっかりと前に進めていきます。という話で締めくくられました。

 

以上、最後までお読みくださりありがとうございました。

 

尚、金沢マーケ塾は9月13日13時から金沢勤労者プラザで開講します。金沢マーケ塾に興味ある方は、1回にかぎり、無料で特別にてご見学可能です。雰囲気や講師や受講生のリアルな声・現場に来ないと聞けないノウハウを知ることができますよ。見学だけでもしてみたい方は、ご遠慮無くご連絡ください。

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金沢マーケ塾第5期スケジュール
第1クール  7月12日 <ニーズをつかめば必ず売れる>
第2クール  8月9日 <ヒット感覚を磨く>
第3クール  9月13日 <改善ニーズ・新ニーズを掴む>
第4クール  10月11日 <全社で開発体制の強化を>
第5クール  11月8日 <売れるかどうかの判断術>
第6クール  12月13日 <わが社の新商品開発テーマ発表>

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