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なぜブログを毎日書けるのか?その実践方法と1,000記事までの道のりインタビュー


今回久しぶりの突撃取材は福井県は敦賀市の建築会社株式会社あめりか屋の篠原専務のところへお邪魔してきました。



▼あめりか屋の前にて篠原さん
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インターネットマーケティングでは検索・ソーシャルいずれにしてもブログは重要な情報発信ツールです。ユーザーにとって良質なブログ記事は、検索ではユーザーの問題解決をソーシャルでは興味や問題の顕在化を促進します。ユーザーはこれらの体験を通してそのサイトや著者のファンになっていき、結果お問い合わせの増加や商品購入などに繋がるからです。





そんな重要な役割を担う「ブログ」ですが、書いたことある人なら分かると思うのですがブログを書くのって結構大変ですよね。よく聞くのが「そもそも何を書いていいか分からない」、「どうやって書けばよいのか分からない」、「継続して書きたいけど時間がないから月1回しか書けない」等です。





僕自身もブログを3年ほど書いてますが、月2本〜3本書くのが精一杯です。昨年(2013年)は32本しかかけていません。だからブログを書き続ける大変さは身をもって体験しています。




そんな中今回の取材の篠原さんは「ブログ毎日更新を実践している」方です。毎日ですよ、毎日。篠原さんは今年敦賀青年会議所の理事長という立場もあり私なんかより日々とても忙しく過ごしていると思います。



▼笑顔でインタビューに答える篠原さん。笑顔が愛嬌あるでしょ。
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けれど、篠原さんは毎日ブログ更新を実践しています。そんな彼に興味が沸き、どうやってそれを日々実践しているかを突撃取材をしてきました。





篠原さんが経営されている株式会社あめりか屋は明治42年に橋口信助氏が当時アメリカから椅子に座って生活する文化と建築様式を取り入れるために設立した会社です。当時の日本の建築様式に洋風の建築文化を取り入れた斬新な建築会社で一時は日本全国に支店を出すほどでした。



▼当時あめりか屋の資料
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その流れを汲む(屋号を頂いたそうです)現在の株式会社あめりか屋は昭和26年篠原さんの祖父が敦賀市創業しました。現在では住宅建設のみならず商業施設や公共施設の建設等も手がける地元密着の建設会社に成長しました。





篠原さんは大手建設会社で修行を積み2007年現在のあめりか屋に戻ってきました。戻ってすぐは住宅や公共工事での現場監督を3年ほど勤め2010年から営業を任されるようになりました。





けれど、ここで篠原さんは大いに迷いました。
「誰に何を売れば良いのか?」。篠原さんの会社は入札により仕事の受注が決まる公共工事、仕様がある程度決まっている入札物件の施工、そしてお客様と相談しながら共に作り上げる住宅建設。





どの仕事も会社にとっては重要な仕事ですが、篠原さんは住宅建設に力を入れることに決めました。なぜなら、公共工事や入札物件の仕事の受注より売上げとしての伸びしろが多いと思ったこと、そして何よりお客様と一緒に「家」をつくり上げていくことにやりがいを感じていたからです。





「よし、住宅建設を伸ばす!」と篠原さんは決意しました。
とは云え、敦賀市にも地元の建設会社や全国的な住宅メーカー等競合他社はたくさんあります。あめりか屋はその中からお客様に選んでもらわなければなりません。




そんな方向性を出した篠原さんですが住宅建設の営業はどうすれば良いのか悩んでいました。なぜかというと、大手住宅メーカーは住宅展示場があってそこに見込み客を集客して営業をかけているけど、あめりか屋には展示場がないのでその営業手法はできない。




もちろん、篠原さん自身も大手住宅メーカーの営業手法を真似して、訪問営業やいろいろな手法を試してみたこともあったそうです。




けれど、どうもしっくりこない。家という商品で見込客をつって、売り込みをかける営業自体が自分の本意ではないと感じていました。けれど、そんな甘いことも云ってられないという想いもある。日々、そんな心の葛藤を抱えながら仕事をしていました。





そんな時、私の(今川)のfacebookの投稿を見かけ、引き寄せられるようにある本を購入しました。(今回のインタビューで初めてそれを知って驚いたし、ちょっぴり嬉しかったです。)





それはあの有名なマーケッター藤村 正宏氏著【安売りするな「価値」を売れ!】でした。篠原さんは貪るようにその本を読んだそうです。



▼安売りするな価値を売れ!名著ですよ。
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その本を読んで「どの言葉が一番印象に残った?」と聞いたところ。
「価値を売れ」。
「伝わらなければ無いものと同じ」。
「人間は関係性が深いところから商品を購入する」。
「迷った時は楽しい方へ」。
の4つだったそうです。




そして何より、「売り込みしなくていいんだ!」自身の情報発信を通して共感いただく人に家を買って頂きたいと強く想うようになったそうです。それを具現化したのが「ブログ」というツールだったのです。





ブログを通して商品の「価値」を伝えていく。
ブログを通して自分の「仕事に対する姿勢」を知ってもらう。
ブログを通してファンと「関係性」をつくっていく。
そして、それを愉しむこと。そう決めたそうです。






それを踏まえ篠原さんのブログのポリシーをお伺いしたところ以下の3つでした。
・8割は家づくりの専門家として相手に役立つ情報を発信する。
・親近感を感じてもらうようごくたまに自分の趣味のことを発信する。
・絶対売り込みはしない。





答えを聞くとなんだそんなことかと思ってしまいますが、知っているというのと毎日実践するとでは天と地ほど違います。毎日ですよ、毎日。




では、なぜそれを毎日実践できるのか聞いたところ、もともと小さい頃から文章で表現することが好きなので、表現したもので喜んでもらえることが嬉しいとの回答でした。
確かに、彼はエンターティナーな一面をもっていて、カラオケとかにいくといくつもネタをもっていて、それを喜々として演じ会場を爆笑の渦に巻き込みます。見たことある人は分かりますよね、鉄板ネタの和田アキ子とか(笑)。そういう才能がベースにあるとおもいます。





又ブログの内容ですがもちろん専門家としてのお役立ち情報の発信なのでそれなりの質が求められると思いますが、篠原さんはあまりそこには固執しないそうです。なぜなら読者が家づくりの初心者なのであまり専門的なことを伝えてもかえって混乱するだけだからです。
ポイントを絞り相手が知りたいことを伝えるよう意識しているそうです。たしかに、そうですよね。多くのにとって家は人生で1回しか買いませんからね。ある意味みんな初心者です。





そして、不思議なことに毎日ブログを書くと決めて書き出すとそれが習慣になるようです。書かないと気持ち悪い感覚があるそうです。篠原さんは基本朝早めに会社に出社してブログを書くようにしているそうです。
ネタは普段思いついたりしたものをマメにスマホのメモ機能を使って都度記入しておき、朝出社してささっとネタの根拠や関連情報を調べてアウトプットしていくそうです。





では具体的にどうやってコンテンツ設計をしているか聞いたところ、篠原さんはまず自分が発信したいコンテンツの大枠をつくってしまうそうです。



▼資金計画の資料
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例えば、家づくりお役立ち情報として以下の大見出しを決めてしまいます。
・賢い資金計画ノウハウ
・失敗しない土地探しのコツ
・自分たちにあうプランの作り方
・家づくりの材料の選び方
・3代目の仕事っぷり
・web見学会



そういうおおまかなコンテンツをとりあえず設定して、そこから掘りさげて、お客様が知りたいようなプロとしての情報をいくつも洗い出します。いわゆる一人ブレストです。これでいくつもネタができます。





他にもお客さまに聞かれたことや、これを書いたらためになるだろうなってことでもネタをつくります。そしてあまり重く考えずに、話しかけるように書くということを意識しているそうです。「話かけるように書く」これがコツですと教えてくれました。


▼ブログで書いた記事を再編集して冊子をつくったそうです。
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そんなことを日々実践している篠原さんですが、僕からするとそのモチベーションはどこから来ているかが不思議でした。それを訪ねたところ、上述した藤村さんのセミナーに一度いってきたそうです。その際に、「ブログを1,000記事書くと圧倒的になる」と云われたそうです。





1,000記事だと毎日更新して約3年ですよね。どうやらその1,000記事書いたときの景色を見たいというのが篠原さんのモチベーションでした。もっというと、1000記事に到達して圧倒的になりたいという、在りたい自分を想像してワクワクするから頑張れるそうです。




取材した日でだいたい400記事でしたので、1,000記事達成にはあと約2年弱かかりますよね。どんな景色が望めるんでしょうかね。




さて、ブログを毎日書ける理由とモチベーションが分かったところでブログサイトのアクセスついてお伺いしました。だいたい1日500アクセスあるそうです。月15,000アクセスですね。サイトへの流入経路を聞いたところ50%がブックマークで、検索30%とソーシャルが20%でした。





ブックマークが50%って驚異的な数値だと思います。それだけ、篠原さんのブログを更新を楽しみにしているリピーターが多いって証拠ですからね。




換言すれば、既にそれだけの篠原ファンがついていると言うことですね。




その証拠に会社への資料請求の問い合わせメールの内容が物語っています。
一般的な資料請求は会社のパンフレットや実績を資料という形でお客様は請求してくると思います。これは結局その会社や商品に興味があるときにまず相手はどんな会社か知るために起すアクションですよね。なぜなら、知らない人から一生に1度の買い物の家は買わないからです。





篠原さんの会社へ来る問い合わせ内容は次元が違います。
例えば、「祖父60歳、祖母58歳、夫30歳、中学2年生の息子と小学校6年の娘がいて現在祖父と祖母と別々に住まいをしているのですが、祖父の老後のこともあるし同居しようと考えています。その際に今の実家を取り壊してそこに2世帯住宅を建てようと思っているのですが、相談にのってくれますか?」とか、「土地はあって資金2,000万円で家を建てたいとおもっているのですが、相談にのってもらっていいですか」等いきなり内容の濃い具体的な問い合わせ多いです。






これって凄くないですか?


篠原さんから家を買いたいという前提で問い合わせがくるのです。篠原さんはお客様のことは全くしりません。けれど、お客様は篠原さんのことを良く知っているのです。そう、ブログをブックマークしているユーザーだからです。ブログを通して篠原さんの仕事に対する姿勢や専門知識の高さを知り、「家づくりについて相談できる人」と信頼しているからです。




これが「関係性」です。




今のところ問い合わせの数自体はそんなに多くありませんといっていました。ブログ記事は現在400タイトル。これを後2年続けて1,000記事になるころにはそんな「関係性」のあるファンの母数はもっと増えて、そこから内容の濃い問い合わせが倍増するのは想像に堅くありませんよね。




これがブログを毎日更新する効果です。
陳腐な言葉ですが、まさに継続は力なりですね。なんだか山登りに似ています。山頂が遥か遠くに見えても一歩づつ歩けばいつか必ず山頂に着きます。4合目でみる景色と10号目の山頂から見る眺めは圧倒的に違うはずです。




けれど、そこまでは自分の力で歩いていかなければならない。その為には、気力と体力そしてなにより山頂から景色を見たいという強い意志が必要です。篠原さんの話を聞いてそう感じました。





最後に篠原さんにとって「ブログって何ですか?」って聞いてみました。
一言「ライフワーク」です、と。



ライフワークを調べてみるとウィキペディアでは以下のように定義されてました。

ライフワークとは、自分のなかにある《幸せの源泉》から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方と定義している。「幸せの源泉」とは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、つきることのない情熱がある場所である。




▼会議室においてあったライオンさん。なぜか篠原さんと顔が似ている?
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篠原さんの話を聞いてて、まさにそうだなと実感した次第です。
2年後にまた取材して、山頂からの景色を一緒に眺めようかと思っております。



↓篠原さんのブログはこちらから



最後までお読み下さりありがとうございました。








2014年2月 6日 11:43



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