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菱川勢一氏講演。デザイナーとは、プロセスを創れる人である。

金沢青年会議所主催の「金澤サンクチュアリーフォーラム」にアートディレクターの菱川勢一氏をお招きして「デザインが経営を左右する」をテーマに講演が開催されました。

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菱川さんは監督作品「森の木琴」で2011年カンヌ国際祭で三冠を受賞された方で、僕もデザインに密接に関わる仕事をしているのでとても楽しみにしていた講演でした。

▼カンヌ受賞作品:「森の木琴」



冒頭に「デザイン」とは、「ブランディング」とは何という投げかけがありました。恥ずかしながら僕は今日まで「デザイン=表現」という認識でした。けれど、菱川さんの答えは全く違っていました。



デザインとは社会に在るものをより良くする行為であり、デザイナーとはその「プロセス」を創る人である。それゆえ自分の感性価値を表現するアーティストとは全く異なるということでした。



そう考えるとデザインとは、誰かの課題解決でありその目的達成の為の一連のクリエィティブ・コミュニケーション、そして社会への貢献ということになるのだと感じました。社会をより良くするた為の想い・行為そのものが「デザイン」ということの意味なんですね。



そして、その一連のデザインプロセスから「商品・サービス」としてカタチに成ったものが、競合する中で独自性を発揮して、生活者にそれが認識されている状態が「ブランド」であるということ。



それを「経営」として実践しているのがUNIQLOユニクロAppleであるということでした。デザイナーの社内での立場は下の写真のとおりトップの直下に配置され責任と権限が与えられています。上記の趣旨からすると納得ですよね。

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それを踏まえて、菱川氏のデザインに対する仕事の在り方について


■デザイナー自身が「売りの現場を持つ」
なかなかデザイナーが売場をもつことは簡単ではありませんが、デザインする上で、現場である売場を知ること体感することは大切だと僕自身も感じています。

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■仕事に対するポリシー
簡単にあきらめない。実行できなければはじめからやらないのと同じである。ただし、引き際を敏感に見極める。
菱川さんはアートディレクターという肩書きですが、事業家としての言葉として受け止めました。

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▼こちらは自費出版の雑誌。数10社の出版社から断られたが、自費で出版。現在は黒字化に成功。
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■マルヤガーデンズの再生
九州にあるデパート「マルヤガーデンズ」の再生を手がける。ポイントは単にモノを売る場としてだけではなく、地域の人々が普段から「集える場」を付加したこと。デザインは経営だけでなく、まちづくりをも行えるということ。


▼リニューアル前
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▼リニューアル後
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▼地域のコミュニティ
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▼マルヤガーデンズがオープン前日に流したCM



菱川さんの「デザインが経営を左右する」という講演を聴いて今一度、自分の「デザイン」という言葉に対する考え方や意義について、捉え直す良い機会となりました。



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2012年5月19日 12:04



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